目次
はじめに
食事を摂るのは家庭だけではありません。
つきあい、宴会、外食など、日常の中で避けられない場面も多いと思います。糖質制限中でも、メニュー選びのポイントさえ押さえておけば、糖質の高い料理を避けながら無理なく食事を楽しむことができます。
そこで今回は、さまざまなシチュエーションごとに、糖質制限中でも安心して選べるメニューのポイントをまとめました。外食の場でもストレスなく続けられる、実践的なコツを紹介していきます。
定食

定食は主食のご飯を大盛りにできることが多いですが、糖質制限中は主食を少なめにし、単品のおかずを組み合わせるほうが、全体の糖質をしっかり抑えることができます。
焼き魚、冷ややっこ、サラダ、卵料理など、低糖質の単品を選んで組み合わせれば、満足感を保ちながらバランスの良い食事にすることが可能です。定食スタイルにこだわらず、単品中心に選ぶのが外食で糖質を抑えるコツです。
魚定食

魚料理の中でも、糖質量には調理方法によって大きな差があります。糖質が低い順に並べると、刺身 → 焼き魚 → 煮魚 → 魚フライの順になります。刺身や焼き魚は調味料による糖質の影響が少ないため、糖質制限中でも安心して選べるメニューです。一方、煮魚は砂糖やみりんを使うことが多く、魚フライは衣の分だけ糖質が増えるため、量に注意が必要です。
また、食事全体のバランスを整えるためには、主食を控えめにし、冷ややっこなどの低糖質でたんぱく質が摂れる副菜を組み合わせるのがおすすめです。単品料理を中心に選ぶことで、余分な糖質を避けながら満足感のある食事にしやすくなります。
肉定食

焼肉定食、から揚げ定食、肉野菜いため定食などの油を使った料理は、主食(ご飯)を除けば糖質はそれほど多くありません。たんぱく質や脂質が中心のメニューが多いため、主食の量を調整すれば糖質制限中でも選びやすい定食です。
焼肉を選ぶ場合は、脂身の多い部位よりも赤身肉を選ぶと、余分なカロリーを抑えながら満足感を得られます。また、味付けは砂糖を含むタレよりも塩味を選ぶことで、さらに糖質を抑えることができます。
一方で、とんかつのように衣がついた揚げ物は、衣の小麦粉やパン粉によって糖質が増えるため、糖質制限中は避けるか控えめにするのが安心です。
このように、同じ「油もの」でも選び方を工夫することで、外食でも無理なく低糖質の食事を続けられます。
野菜

野菜炒めは、主食(ご飯や麺)を抜けば糖質が少なく、糖質制限中でも安心して食べられるメニューです。野菜の量がしっかり摂れるうえ、油や肉類のたんぱく質も加わることで満足感が得られ、間食代わりにしても問題ありません。
副菜を選ぶ際は、ポテトサラダのようにデンプンを多く含むものは糖質が高くなりやすいため避けるのが安心です。その代わりに、生野菜のサラダやおひたしなど、低糖質で食物繊維が豊富なものを選びましょう。また、マヨネーズは糖質がほとんど含まれていないため、ドレッシング代わりに活用すると満足感を高めながら糖質を抑えることができます。
このように、主食を控え、副菜の選び方を工夫することで、野菜炒めを中心にした食事でも無理なく糖質制限を続けられます。
ファミレス

ファミレスは洋食を中心に、セットメニュー・おつまみメニュー・一品料理など、選択肢がとても豊富です。魚料理や肉料理も多く、組み合わせ次第で糖質をしっかり抑えた食事にすることができます。
たとえば、主食を抜いてステーキ・ハンバーグ・グリルチキン・焼き魚などのメインを選び、サラダや温野菜、スープなどの低糖質な副菜を組み合わせれば、満足感のある低糖質メニューが完成します。セットメニューはご飯やパンがつくことが多いため、単品注文を中心にするとより安心です。
このように、ファミレスは選び方を工夫するだけで、外食でも無理なく糖質制限を続けられる便利な場所になります。
メイン

メイン料理を選ぶ際は、ステーキやハンバーグなど、たんぱく質中心のメニューがおすすめです。ただし、同じ料理でもソースの種類によって糖質量が大きく変わるため注意が必要です。
デミグラスソースやホワイトソースは、小麦粉や砂糖、乳製品が使われていることが多く、糖質が高くなりがちです。糖質制限中は、これらのソースは避け、塩・こしょう、ガーリック、和風ソース、レモンなど、シンプルで糖質の少ない味付けを選ぶと安心です。
ソースを工夫するだけでも、外食の糖質量を大きく抑えることができ、満足感を保ちながら無理なく糖質制限を続けられます。
サイドメニュー

ファミレスのサイドメニューは種類が豊富で、選び方次第で糖質をしっかり抑えることができます。特に、シチュー類は小麦粉や牛乳を使うため糖質が高くなりやすいので避けるのが安心です。
その代わりに、生ハム、チーズ盛り合わせ、野菜の炒め物など、糖質が少なくたんぱく質や脂質をしっかり摂れるメニューを選ぶと、満足感を保ちながら低糖質の食事ができます。これらは単品で注文しやすく、メイン料理と組み合わせてもバランスが取りやすいのが魅力です。
ファミレスは選択肢が多い分、工夫次第で外食でも無理なく糖質制限を続けられる環境が整っています。
おつまみ

ファミレスはサラダの種類がとても豊富なので、つけ合わせを選ぶ際には具だくさんのサラダを選ぶのがおすすめです。葉物だけのシンプルなサラダよりも、ゆで卵・チキン・海藻・豆類・チーズなどが入ったサラダのほうが、たんぱく質や食物繊維をしっかり摂ることができ、満足感も高まります。
糖質を抑えながら栄養バランスを整えられるため、メイン料理と組み合わせるとよりヘルシーな食事になります。
居酒屋

居酒屋でのつきあいや接待の場では、「糖質制限中はお酒は厳禁」と言われることがあります。しかし、それは日本酒やビールなど、糖質を多く含むお酒を指している場合がほとんどです。
一方で、焼酎・ジン・ウィスキー・ワインなど、糖質をほとんど含まない種類のお酒であれば、糖質制限中でも比較的安心して楽しむことができます。特に蒸留酒は糖質がゼロに近いため、外食時の選択肢としてとても優秀です。このように、お酒の種類を工夫するだけで、居酒屋でも無理なく糖質制限を続けることができます。
焼き鳥

居酒屋の定番メニューである焼き鳥は、糖質制限中でも選びやすい料理のひとつです。ただし、タレには砂糖が使われているため糖質が高くなりやすい点に注意が必要です。糖質を抑えたい場合は、塩味を選ぶのが安心です。
また、鶏肉は部位によって糖質量に大きな差がないため、皮・もも・むね・手羽先など、好みに合わせて自由に選んで大丈夫です。脂質の量は部位によって異なりますが、糖質制限という観点ではどれも問題なく楽しめます。
焼き鳥はたんぱく質がしっかり摂れるうえ、満足感も高いので、居酒屋での食事にとても便利な選択肢になります。
唐揚げ・刺身

居酒屋で低糖質の食べ物を選ぶ場合は、お刺身、から揚げ、イカ焼き、あさりの酒蒸しなどがおすすめです。これらは糖質が少なく、たんぱく質やミネラルをしっかり摂れるため、糖質制限中でも安心して楽しめます。
一方で、煮物は砂糖やみりんを使うことが多く、糖質が高くなりやすいため、控えるのが安心です。
お酒を選ぶ際も、焼酎・ワイン・ウィスキーなど糖質をほとんど含まない種類を選べば、居酒屋でも無理なく糖質制限を続けられます。蒸留酒を中心に組み合わせると、食事との相性も良く、満足感を保ちながら楽しめます。
野菜類

野菜類を注文する際は、大根サラダ、おひたし、モズク、メカブなどの海藻メニューがおすすめです。これらは糖質が少なく、食物繊維が豊富なため、血糖値の急上昇を抑える効果も期待できます。
また、こうした低糖質の野菜・海藻類は食事の最初に食べることで、満腹感が得られやすく、後から食べる料理の糖質吸収をゆるやかにしてくれます。外食時でも取り入れやすい、シンプルで効果的な工夫です。
スーパー(惣菜)

居酒屋でのつきあいや接待の場では、「糖質制限中はお酒は厳禁」と言われることがあります。しかし、それは日本酒やビールなど、糖質を多く含むお酒を指している場合がほとんどです。
一方で、焼酎・ジン・ウィスキー・ワインなど、糖質をほとんど含まないお酒であれば、糖質制限中でも比較的安心して楽しむことができます。特に蒸留酒は糖質がゼロに近いため、外食時の選択肢としてとても優秀です。
このように、お酒の種類を工夫するだけで、居酒屋でも無理なく糖質制限を続けることができます。
刺身類

お刺身を食べるときは、添えられている「ツマ」もぜひ有効に活用しましょう。ツマには、大根の細切りをはじめ、青じそやワカメなどが使われており、これらには水溶性食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維は腸内でゲル状になり、消化を助けたり、血糖値の上昇をゆるやかにしたりする働きがあるため、捨てずにしっかり食べることがおすすめです。
一方で、人参は野菜の中では比較的糖質が高めの食材です。少量であれば問題ありませんが、糖質制限中は食べ過ぎると糖質量が増えてしまうため、量に注意しながら取り入れると安心です。
このように、お刺身のツマを上手に活用しつつ、糖質の高い食材は適量を意識することで、よりバランスの良い食事になります。
総菜

スーパーの総菜は、市販のパック製品と比べると防腐剤が使われていないものが多く、比較的安全性が高い傾向があります。特に、焼き魚やステーキ、ローストビーフなどは糖質が少なく、糖質制限中でも安心して選べるメニューです。調理済みで手軽に食べられるうえ、たんぱく質もしっかり摂れるため、忙しいときの強い味方になります。
一方で、煮物やイモ類は砂糖やみりんが使われていることが多く、糖質が高くなりやすい点に注意が必要です。見た目はヘルシーでも、調味料によって糖質量が増えている場合があるため、糖質制限中はなるべく避けるか、量を控えめにすると安心です。
このように、総菜を選ぶ際は「たんぱく質中心」「糖質の少ない調理法」を意識することで、手軽さと健康の両立がしやすくなります。
パック

パック類の食品には、すぐに食べられて便利なうえ、糖質が少なく健康的に利用できるものが多くあります。たとえば、納豆や豆腐パック、サラダパック、もずくなどは、糖質が控えめでありながら食物繊維が豊富です。これらは腸内の善玉菌を増やす発酵食品や食物繊維を同時に摂れるため、シンバイオティクス(プロバイオティクス+プレバイオティクス)として活用できる優れた食材です。
一方で、ポテトサラダやマカロニサラダなどのイモ類・小麦類を使ったパック食品は糖質が高くなりやすいため、糖質制限中は避けるか、量を控えめにするのが安心です。
このように、パック食品を選ぶ際は「発酵食品+食物繊維」「低糖質」を意識すると、手軽さと健康を両立しやすくなります。
ファストフード

ファストフード店はどうしても炭水化物中心のメニューが多く、糖質制限中はなるべく避けたい場所です。しかし、つきあいや急な予定で入らざるを得ないこともあります。そんなときは、ハンバーガーや丼ものなどのメインメニューを選ばず、サイドメニューとお茶だけで済ませるのがおすすめです。
サイドメニューには、サラダ、チキン系、ゆで卵、スープなど、比較的糖質の少ないものが揃っている場合が多く、組み合わせ次第で糖質を抑えながら満足感を得ることができます。飲み物も、甘いドリンクではなくお茶や無糖のコーヒーを選ぶと安心です。
このように、選び方を工夫するだけで、ファストフード店でも無理なく糖質制限を続けられます。
メインメニュー

ファストフードでは、メインのハンバーガーやフライドポテトは糖質が高いため、糖質制限中は注意が必要です。特にセットメニューは、パン・ポテト・甘いドリンクが組み合わさることで、想像以上に糖質量が増えてしまいます。
そのため、セットメニューは選ばず、サイドメニューを中心に組み合わせる方法がおすすめです。たとえば、サラダ、チキン系の単品、卵料理、スープなど、糖質が控えめでたんぱく質や食物繊維を補えるものを選ぶと、満足感を保ちながら糖質を抑えることができます。
ファストフードでも選び方を工夫すれば、無理なく糖質制限を続けられます。
サイドメニュー

ファストフードのサイドメニューといえば、フライドチキンやチキンナゲットが代表的です。これらは衣がついているため多少の糖質は含まれますが、メインのハンバーガーに比べれば糖質量は控えめで、選び方次第では糖質制限中でも利用しやすいメニューです。
ただし、衣の糖質が気になる方は、ローストチキンを提供している店舗のものを選ぶとより安心です。ローストチキンは衣がなく、たんぱく質がしっかり摂れるうえ、余計な糖質を避けられるため、糖質制限との相性がとても良い選択肢になります。
このように、サイドメニューを上手に活用することで、ファストフードでも無理なく糖質を抑えた食事ができます。
ドリンク類

ドリンク類には糖質を多く含むものが多いため、糖質制限中は選び方に注意が必要です。ただし、砂糖を加えなければ、コーヒー・紅茶・ウーロン茶などの飲み物は糖質がほとんどなく、安心して飲むことができます。これらは食事中や休憩時にも取り入れやすく、糖質制限の強い味方になります。
一方で、野菜ジュースや果物ジュースは「健康的」に見えますが、実際には果糖が多く含まれており、血糖値を上げやすく太りやすい飲み物です。特に市販のジュースは濃縮還元や甘味料が加えられていることも多く、糖質量が高くなりがちなので、糖質制限中は避けるのが安心です。
このように、飲み物を選ぶ際は「砂糖なし」「果汁なし」を意識することで、無理なく糖質を抑えることができます。
コンビニ

身近にあるコンビニは、ダイエット飲料やお弁当、スナック菓子など、糖質の多い商品がずらりと並ぶ場所です。そのため、糖質制限中はつい選択に迷ってしまいがちです。
しかし、メニュー選びのポイントさえ押さえておけば、余分な糖質を摂らずにしっかりお腹を満たすことができます。 コンビニには、低糖質の惣菜やたんぱく質が豊富な食品も多く、組み合わせ次第でバランスの良い食事にすることが可能です。
このように、選び方を工夫するだけで、コンビニでも無理なく糖質制限を続けられます。
総菜

弁当コーナーに並んでいるおにぎりや丼ものは、どうしても糖質が多くなりがちなので、糖質制限中は避けたほうが安心です。その代わりに、惣菜コーナーに置かれているパック総菜を上手に活用しましょう。
たとえば、焼き鳥や焼き魚、ゆで卵、ししゃも、枝豆、豆腐、温泉たまごなどは、糖質が少なく、たんぱく質や良質な脂質をしっかり摂れる優秀な選択肢です。どれも手軽に食べられるうえ、満足感も得やすいため、忙しいときでも無理なく糖質制限を続けられます。
このように、惣菜コーナーを味方につけることで、外食や中食でもバランスの良い低糖質の食事が実現しやすくなります。
おでん

レジカウンターに置かれているおでんは、低糖質の具材が多く、糖質制限中でも安心して選べる優秀なメニューです。大根・こんにゃく・卵・しらたきなど、満足感がありながら糖質が少ない食材がそろっているため、小腹がすいたときにも便利です。
また、から揚げ類も温かい状態で提供されるため、手軽にたんぱく質を補給できるのがうれしいポイントです。衣に多少の糖質は含まれますが、メインのハンバーガーやご飯ものに比べれば糖質量は控えめで、選び方次第では糖質制限中でも取り入れやすいメニューです。
このように、レジ横のホットスナックやおでんを上手に活用することで、外出先でも無理なく低糖質の食事を続けられます。
おつまみ

あたりめ、スモークタン、チーズ、ビーフジャーキー、スルメなど、コンビニやスーパーには低糖質のおつまみ系商品が豊富にそろっています。これらは糖質が少ないうえに噛みごたえがあるため、満腹感を得やすく、間食としてとても使いやすい食品です。
さらに、最近では低糖質バーやプロテインバーなど、糖質を抑えながら栄養補給できる商品も多く販売されています。甘いものが欲しいときでも糖質を抑えられるため、糖質制限中のおやつとして便利です。
このように、低糖質のおつまみやバーを上手に取り入れることで、無理なく間食を楽しみながら糖質制限を続けることができます。