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  3. 栄養素の学習24:ミネラル⑥亜鉛(Zn)

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亜鉛(Zn)とは

成人の体内には約2~4gの亜鉛が含まれており、鉄に次いで広く全身に分布しているミネラルです。
亜鉛は約300種類の酵素の構成成分であるため、不足するとさまざまな症状を引き起こします。

また、細胞の新生を促進したり、生殖機能とも深く関わる重要な役割を担っています。

亜鉛(Zn)の多く含まれる食品

魚介類に多く含まれていますが、その中でも、かきやうなぎは亜鉛の量が多い食品です。
その他、肉類や藻類にも多く含まれています。

【亜鉛(Zn)を多く含む食品】

亜鉛(Zn)の働き

発育を促す

亜鉛は細胞全体に存在し、DNA合成や新生を活発にし、骨や皮膚の発育をうながし、免疫力を高める作用があります。

酵素成分となる

新しい細胞をつくるために遺伝子の情報を写したり、たんぱく質を合成する反応をを進める酵素の成分になります。約300もの酵素成分であるため、不足すると成長障害、食欲不振、皮膚障害、性機能不全、味覚障害、精神障害(うつ状態)、免疫機能低下など、さまざまな問題を引き起こします。

生殖機能に関わる

生殖機能とも関連が深く、女性ホルモンの分泌を活性化させ、精子の形成に利用されています。
また、亜鉛の摂取不足による前立腺肥大、ED(勃起不全)など男性機能の健康に関わる栄養素として注目されています。

味覚に関わる

舌には味雷(みらい)という味を感じる味覚細胞があり、味雷の形成に深く関与しています。

その他

活性酸素の抑制、免疫機能の維持、インシュリン分泌の安定化など多彩な機能を持っています

亜鉛(Zn)の過剰、不足で引き起す症状

亜鉛は味覚に関わる味蕾の生成に関与しているため、不足すると味覚の低下が起こると考えられています。
無理なダイエットや食事制限によって亜鉛が不足すると、味覚障害を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

また、亜鉛は多くの酵素の構成成分であるため、不足するとエネルギー生成がうまく働かず、疲労感や免疫力の低下につながることがあります。

亜鉛は摂取しづらく、体内での吸収率も高くないため、吸収を促進するビタミンCやクエン酸を多く含む食材と一緒に摂ることがおすすめです。

通常の食生活では摂りすぎの心配はほとんどありませんが、サプリメントで過剰に摂取すると銅の吸収を阻害し、銅欠乏性貧血を引き起こす可能性があるため、摂取量には注意が必要です。

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