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  3. HSPのセルフケア:自律神経を安定にする習慣⑥ ~脳と腸を整えメンタル・健康力アップ!~

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はじめに

脳のヒーリング

「心」と「体調」の管理は、脳科学的にみると、
脳の中央部にある自律神経中枢部で行われています。
この心のコア(脳の中心、潜在意識の深い領域)の部分をヒーリングしてあげることが、
「心」と「体調」 の安定性にとっては一番重要となります。

当ヒーリングを続けていくと、大うつ病の方でも、かなり脳内がすっきりとしてくるのが実感できると思います。

そして、心身の安定をさらに深めたい方に必ずお伝えしているのが、

👉 “腸の働きを高めること”

です。

なぜなら、腸は「第2の脳」と呼ばれるほど、
脳と腸は密接にリンク しているからです。

・メンタルが不調なとき、腸の調子も悪くなる
・ストレスが続くと便秘・下痢が増える
・リラックスすると自然と腸が動き始める

こういった経験は、誰にでもあるはずです。

特に HSP のように感受性が高いタイプの方は、
ちょっとした刺激やストレスで お腹を壊しやすい 傾向があります。
私自身もそのタイプなので、腸と心のリンクを日々実感しています。

こんなにある!腸を鍛える「腸活」で得られる効果

腸活

「腸内環境」を整えることは、一般に 「腸活」 と呼ばれています。
一時期“腸活ブーム”があり、主に

・ダイエット
・糖尿病予防

といった効果が注目されました。

しかし実は、腸活は 「自律神経」 にも深い影響を与えます。
たとえば「水」を飲むだけでも腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が高まり、副交感神経が優位になってリラックス状態に近づくことが分かっています。

蠕動運動とは、腸がいもむしのようにくねくねと動く運動のことで、
別名 「うごめく運動」 とも呼ばれます。

腸が伸びたり縮んだりするこの動きによって、
腸内で消化された食べ物の残りを便として体外へ運び出す働き が生まれます。

つまり、蠕動運動は私たちの消化・排泄を支える、とても大切な仕組みなのです。

腸内環境が整い、蠕動運動がスムーズになると、自然と便が排出されやすくなり、まず 便秘が改善 します。

便秘が解消されると、

・血液への栄養吸収が高まる
・全身に栄養が行き渡りやすくなる
・肌質が整い アンチエイジング効果 が生まれる
・代謝が改善し ダイエットにもプラス
・ドロドロ血が改善して 生活習慣病予防

と、さまざまな身体の変化につながります。

栄養の巡りがよくなるため、顔色も明るくなり、見た目の印象も上がっていきます。
結果として、人から好かれやすい・魅力度が増す、といった心理的メリットも出てくるわけです。

さらに、これまで血液は主に骨髄でつくられると考えられていましたが、
近年の研究では 腸にも造血に関わる働きがある可能性 が示されつつあります。

そのため、腸の働きが活発になることは、造血を助け、貧血予防にもつながると考えられています。
便秘気味の人に肌荒れや貧血傾向が多いのは、蠕動運動が十分に働かず、腸の機能が低下していることが一因 といえるでしょう。

さらに、腸活は脳にも良い影響を与えます。
腸が健康になると、脳神経細胞の栄養因子 BDNF(脳由来神経栄養因子)が増えるため、

・脳の働きが活性化
・思考がクリアになる
・記憶力・集中力が高まる
・結果として 学力向上にも効果

というポジティブな循環が生まれます。
つまり、腸を整えることは “美容・健康・メンタル・思考力” のすべてに影響を与える非常に重要なアプローチなのです。

蠕動運動の働きがよくなると得られる効果

1.栄養吸収率が高まる→肌質改善、アンチエイジング
2.便秘が解消される
3.血液が作られ貧血予防に→めまい、ふらつき防止

蠕動運動の働きがよくなると

逆に腸内環境が悪いとどうなるでしょうか。
その逆の状態になります。

吸収されるものは栄養素ではなく、ほとんど水分あるため、
全身の細胞に栄養が行き届かず代謝が後退
肌質が低下、老けやすくなります。

また、便秘になりやすく、
そうなってしまうと造血作用が低下して貧血ぎみになりやすくもなるのですが、
さらに、下水道の配管が詰まったようになるため、
口臭の原因ともなります。

蠕動運動の働きが低下すると起こる症状

1.肌質が荒れ老化の原因になりやすい。
2.便秘になりやすく、便が溜まると口臭の原因に。
3.血液が作られず、貧血、めまい、ふらつきの原因に

腸活の3つのポイント 

健康な腸と不健康な腸

腸活
すなわち
「腸内環境を整えること」
は簡単にいうと
腸内バランスを整える
ことです。
大きな取り組みは以下のような取り組みになります。

腸内環境を整える3つのポイント

1.自律神経を整える
2.動物性たんぱく質に頼らない食生活
3.腸活で善玉菌を増やす

1.自律神経を整える 

自律神経

交感神経と副交感神経のバランスを整えることで腸の働きも改善されます。
それ以外にも、自律神経の乱れないような1日の過ごし方を心掛けるといいでしょう。

2.動物性たんぱく質に頼らない食生活  ~糖質制限に気をつけよう~

糖質制限

肉類や魚介類、卵、乳製品などに含まれている動物性たんぱく質や脂質の多い食事に偏ってしまうと、悪玉菌が増える原因になります。
近年は「糖質制限ダイエット」で肉類を多く食べることに重点を置かれていますが、肉類の食べ過ぎはドロドロ血を招き脳梗塞、脳卒中などの生活習慣病を引き起こすリスクも高まります。
糖質(ご飯類)はなるべく抑えながらも、野菜、肉のバランスを整えながら食事を心がけましょう。

3.善玉菌を増やす  ~腸内環境を高めるシンバイオティクス~

善玉菌

腸内の中には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の大きく3種類の菌類が住んでいます。
これらの菌類が腸内にびっしりと詰まっており、
この菌類の層を「腸内フローラ」といいます。
蠕動運動の働きをよくするには「腸内フローラ」
を整えていくことがあげられますが、そのためには
善玉菌
を増やすことが大切になってきます。

「善玉菌」とは、ビフィズス菌、乳酸菌といったヨーグルトなどによく含まれている菌類です。
その他、納豆菌、麹菌といった和食に多く含まれるものもあります。

ただ、これらの菌類を摂るだけでなく、その餌となるオリゴ糖、食物繊維を一緒に摂る必要があります。善玉菌と、その餌を一緒に摂る食事法を「シンバイオティクス」といいます。

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